NEWS PAPER東山便り

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東山デンタルクリニックの、院内新聞

歯医者で再生医療?

こんにちは、歯科医師の菱川です。私は日本歯周病学会認定専門医として、当院で一般歯科治療に加えて、歯周病治療およびその手術を担当しています。

 

最近のメディアでの健康・医療に関する話題の多くは、コロナウイルスに関するもので、本当に早くこの鬱々とした毎日が明けることを願うばかりです。歯科治療は感染予防のために敬遠されがちですが、当院では個室での診療に加え、充分な感染予防策とされるスタンダードプレコーションを長年実践しておりますので、全身の健康づくりの基礎として、受診を継続していただきますようお願いいたします。

 

さて、今回は当院で受けられる「再生医療」をご紹介します。2012年のノーベル生理学・医学賞を山中伸弥教授のiPS細胞が受賞しましたが、実はその25年以上前から、歯周病治療では「再生医療」の一分野である「再生療法」が導入されていたことをご存知でしょうか?歯周病の進行によって歯の周りの骨が部分的になくなってしまった場合に、歯ぐきの手術を行うことで骨や歯ぐきを回復する効果があります。

 

当院では再生療法のために最新の治療薬「リグロス」を採用しています。理由は「リグロス」が日本で開発・製品化された安全な治療薬であり、保険の範囲内で使用することが可能で、かつ、院長と私も約20年前より臨床研究に参加し創薬過程を見守ってきた製品だからです。一般販売から3年程の若い薬剤ですが、使用した殆どの患者様で「明らかな歯槽骨再生」を認めており、高い効果があることを実感しています。

 

再生療法によって、より健康な歯ぐきを取り戻すことは、しっかり噛める歯を維持するためだけでなく、歯みがきなどのお手入れが行き届き易くなることで、将来的な歯周病の進行を食い止めることにつながります。新しい治療法ですので、今までに一通りの歯周病治療を行なってメンテナンスを受けている方にも効果的な場合があります。

 

東山便り(20年9月号)より

 

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